コキビを大部分借りました。
コキビの刈り取りは下の方を残して刈り取ります。
そのまま刈ると長すぎて干すのにも脱穀にも大変なのです。
今年のコキビは少し種まきを遅らせました。
昨年はほとんど全部鳥に食べられてしまいました。
今年は少し遅らして種を蒔き、3回に分けて種を蒔きました。
遅らせたのは、周りの人たちは結構遅く種まきをしてるからです。
遅く種を蒔くのは多分早く蒔くと、鳥の集中攻撃を受けてしまうからだと思います。
実を言うと今は鳥がほとんど来ません。
稲刈りが始まったからです。
稲刈りの後には落穂が一杯です。
この時期にコキビの収穫を合わせると鳥の被害が少なくなります。
問題は鳥の被害は少なくなるのですが株が小型になり収量が半分以下になってしまう事です。
刈った株の重さが全然違います。
結論から言えば、あまり早く蒔くのは鳥の害でだめです。
少し遅らすのがいいみたいです。
ただこれは年によっても、ところによっても違うとは思いますのであまり参考にならないかもしれません。
それぞれの土地で試行錯誤してください。
ひとつの作物を作るのにもこのようにいろんな試行錯誤があるのです。
その土地その土地でやり方は変わります。
年によっても変わります。
先人の培った技術もほとんど伝わっていない今、各自の試行錯誤でやるしか方法はありません。
その試行錯誤の情報を誰かがまとめてくれればいいのですが、若い人の仕事でしょうね。
私にできることはここに来た人達に自分の技術を伝える事だけです。
文章ではうまく伝えることは出来ません。