偶然に、ユーチューブを見ていたら、田中康夫氏と竹田恒泰氏の対談「保守と原発・・・」という27分のものがあり、見ました。
竹田氏は明治天皇の玄孫で、保守本流の知識人です。
保守の論客が、保守こそ原発に反対すべきなのに、社民、共産など革新派が原発反対を叫ぶものだから、対抗上、保守としては、原発反対に反対することになってしまい、原発推進、容認になってしまっている。
真の保守こそ、原発の廃止を求めなければと、「原発はなぜ日本にふさわしくないのか」小学館 の書籍を出版したとのこと、飯田図書館で借りて見ました。
新しい原発反対の事柄があるわけではありません。いままで原発反対の論客が述べていることと大同小異ですが、私としては、小出さんや広瀬さんの原発反対の論には、割り引いてしまうところがありますが、
保守本流が原発反対というと、妙に納得してしまいます。
原発で利権を得る勢力は、執拗に原発維持を言うだろうけど、真面目な保守の国民は、竹田氏の原発廃止の主張に耳を傾けるなら、原発廃止の我々と共に歩むことができると思います。
竹田氏の本を、保守の人々にいかに広めるかが問題ですが・・・・
自然死と医療の関わり、核兵器と原発の全面廃止の国民世論が深まることが、未来に希望を見る思いです。
2012.9.7