「新聞、テレビはなぜ平気でうそをつくのか」上杉隆 PHP新書より。
日本のマスコミはほとんど同じ内容の報道内容になるのですがそれはなぜか。げたは知らなかったのですが、日本の新聞記者で記者クラブに所属してる人達、つまり現場で取材してる人たちは記事は書かないのです。
彼らの仕事は政府または役人なり政治家なりが何を言ったかをそのまま文章に起こす事、その場でメモしてるように見えますが、ほとんどはボイスレコーダーで跡から文章を起こしていきます。
唯一彼らのすることは、その文章の部分部分を○とか◎、とか★とかの印をつけるだけです。
たくさん文章を送る記者が優秀な貴社だそうです。
その送られてきた文章を社に居るデスクが記事にするそうです。
つまり新聞の記事を書くデスクは現場には行きません。
現場のことは何も分からないのです。
それで記事を書くのです。
信じられますか。
そのデスクの記事をもう一度上司がチェックして記事が出来上がります。
つまり記事を書いた主体は誰か、これが全然分からないのです。
事実を確認する責任の所在がないのです。
現場は情報は送っているといい、デスクは現場が間違うからと現場のせいにする。
ここより先は本を読んでください。
本当にひどいです。記者クラブに外部にジャーナリストを入れない。
政府なり東電の発表どうりの報道しかしない。
自分たちで独自の取材とか裏づけなんかは調べない。
昨年の9月に鉢呂経済産業大臣が死の町という表現と、放射能を付けちゃうぞという発言で辞職に追い込まれましたが、
実際は放射能を付けちゃうぞという表現はされていません。
これはボイスレコーダーを取っていた人がいてそれを確認したそうです。
事実は記者のほうが放射能がついてるのじゃないですかと振って、大臣は冗談としてほらといっただけみたいです。
これをその場に居なかったフジテレビの記者が勝手に事実をゆがめて報道して、新聞が事実を確かめもせづに同調して、自民党と公明党もそれに乗ってしまった。
もう無茶苦茶です。
最近表現の一部を抜き出して批判するケースが多いのですが、全部の発言を見ると全然変ではないのに、一部分だけ取り出して大騒ぎをして辞任まで追い込むと
いう無茶苦茶なケースが多いのですが、これの裏はアメリカとか、日本の支配してる人達に都合の悪い人たちはこのように攻撃を受けます。
最近攻撃されてる政治家は小沢系の人達が多いのです。
つまり彼らが日本のことを本当に考えてる人たちではないかと思われます。
あくまでも思われますですが。
そういう政治家が本当にいるのかどうかは分かりません。
最近受けのいい、橋下大阪市市長も今一分かりません。
これだけ受けがいいと疑います。