焼畑の映画

投稿日: 2012年2月25日カテゴリー: ブログ

高知県の山奥の椿山というところでの74年から77までの記録だそうです。
平家の尾中度集落で、とんでもない山奥の急斜面の集落です。
当然ですが畑が十分でないので焼畑が欠かせません。
急な斜面での焼畑です。
この集落はわしの原料の三叉を取るためにも焼畑は必要だったのでしょう。
焼畑はげたも大鹿村に引越しした当時は2回ぐらいやった事があります。
火のつけ方は当然山の上部からです。
したから火をつけるとアウトです。
上から降りてくるのには時間がかかります。
上には走ります。
野原に火をつけた経験がない人には絶対にわかりません。
よそから田舎に移住してくる人達が火事を多発させるのも、この火の走りの速さを知らないからです。
映画の女性の人も何回やっても怖いといってました。
何年か前に九州で焼畑で何人か死んでました。
なれてる人達でさえこういうことはあるのでしょう。
今は誰もやらないのは当然です。
蔵の中にヒエの俵が何十俵も積まれていました。
外に助けを呼べない彼らは、自分たちで飢饉を乗り越えなくてはならないのでしょう。
あと何年かでそのヒエたちが、再び出番が来るでしょう。
ふりだし塾も今年はヒエを大増産します。

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