映画「奥会津の木地師」を見る。

投稿日: 2012年2月18日カテゴリー: ブログ

すごい映画です。この映像が残っている事に感謝します。
まず、家を建てるのですがほとんどそこにあるもので作ります。
板が貴重なので、板は持って移動して次の小屋に使うそうです。
昔は板はたて引きで作っていたので本当に貴重だったのでしょう。
家の作り方は掘っ立て小屋です。
柱の先の受ける部分を、ちょうど枝のところにして枝を利用して受けていました。
屋根は熊笹で葺いていましたが、下のほうは葉を下にして、一番上の棟のところでさかさまで葉を上にして葺いてました、
一番高いところ、棟の上は横に葺いていくのですが、最後はやはりさかさまです。
屋根の材料を刈るのだけでも女性が4人で4日かかります。
小屋がけは、水の近く、なおかつ近くに笹がたくさんあるのが条件だそうです。
笹がたくさんあるのは奥なので当然小屋は沢沿いの奥になります。
木を組むときのやり方で、蔓をたくさん取ってきてそれで材木を結びます。
縄と蔓を併用してました。
力が架かるところは蔓を使うのでしょう。
うまく見れなかったのですが、蔓はそのまま巻いて結んでなかったように思います。
乾燥するとしまるといってました。
縄は最後は丸くなった部分を通してというか、その通した部分を引いて締めてました。

お問い合わせ

ふりだし塾に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ふりだし塾にお手伝いとして入塾したい方は、お手伝い応募フォームよりご応募ください。