この場所に来て20年。
外からの電気なしでやってきました。
家族が急に6人になり、居候の人達も増える一方で、電気が限界でした。
毎晩、晴れてる日でもガソリン発電機をつけなければなりませんでした。
ガソリン代だけでつきに1万円近くかかってました。
この人数で太陽光発電でまかなうためには、後200万円近くかけてシステムを大きくしなければなりません。
システムも全自動とは行かないので、手動での切り替えが必要でした。
この手動の切り替えは、常に電圧をチェックしてなくてはなりません。
次の日の天気まで参考にしなければならないのです。
他の人がこのシステムの維持をするのは無理だと判断しました。
結局太陽光発電でのみやっていくのには、それなりの意識改革が出来てなければなりません。
どうしてもこれは、冷蔵庫はどうしても維持したいなんてのは、無理な話なのです。
明かりと、たまに音楽、洗濯機ぐらいは何とかぐらいまでしか出来ません。
自給度を上げればあげるほど、自分で何でもやるのでエネルギーの使用は増えていきます。
これもエネルギーの使用を増やさないで、自給度を上げていくと、人力の部分が増えるので時間が足りなくなります。
ここでもよりシンプルな生活に切り替えていかなければなりません。
これはげた自身の問題でもあります。
皆さんには申し訳ないのですが、中電の電気が来てほっとしてます。
何かと大変でした。
肩の荷が下りました。
情けない話ではあります。
電気の自給は大変です。
敗者の弁です。