どんぐりの縄文クッキー。

投稿日: 2011年12月3日カテゴリー: ブログ

みずきちゃんが2週間以上かけて作っていたどんぐりクッキーが出来上がりました、
本当においしいです。
時間はとんでもなくかかります。
トチモチに匹敵します。
どんぐりと山栗が半々なのですが、どんぐりを干して、それから細かくして、この細かくする作業が大変なのです。
クリもそうですが、石臼だと溝がなくなります。
粘性が強いのでしょう。
結局大部分をすりこ木でやらなくてはなりませんでした。
あくも、本には簡単に取れると書いてるのですが、実際やってみると、なかなか茶色くにごった水が澄んできません。
色が出なくなるまでは時間がかかりそうです。
まあまあ色が抜けたところで干します。
今回の縄文クッキーは山形県の遺跡で見つかったものが参考になってるのですが、どんぐり、山栗、エゴマ、干し山葡萄、蜂蜜、卵、が入ってるという超豪華版です。
本当に縄文の人がこんな贅沢なものを食べていたのかと思ったのですが、たぶんお供え用ではないかということです。
どんぐりは細かくするのが大変ですが、渋みはまあ早く取れます。
課題はどのようにして早く細かくするかです。
蒸すか煮てから細かくするのは簡単なのでそれがいいのかもしれません。
アフリカの人達が使ってる、石の道具が一番むいてるのかもしれません。
あの石も使い方があるのかもしれません。
そういえばアフリカでは木の臼ときねで細かくしてました。
たぶんあれが一番だと思います。
ただ、日本では餅つき用の大きな臼しかありません。
片手で作業できるくらいの小さい臼があればいいのかもしれません。
誰か知ってませんか。
縄文クッキーはおいしかったです。
みずきちゃんの根気に敬意を表します。
昔大樹が麦を芽だしして麦芽を作り、麦芽糖を作り、石臼で米を挽いて団子を作ったとき以来の大変な作業でした。
ごくろうさまでした。
最近3人全員が物作りにはまってます。
編み物、もんぺ作り、竹の器作り、スプーンも作ってます。
いい雰囲気です。

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