省力稲「今まで自然農の稲と書いてましたが、自然農が肥料を入れるようになってしまったので。肥料を入れない、起こさない、草は少し取る、のやり方です」
つまり、肥料を入れるのならただの不耕起栽培です。
肥料を入れないわけではないのですが、つまり刈った草とか、稲わらとか、その他の穀類のわらは入れます。
これらを肥料といっていいかどうかは分かりません。
つまり外からのものは使わないということです。
自分たちで使えるものは何でも使いますが、基本が省力ですのであんまり入れません。
どこまで人手を入れずにある程度の収量の米を作るかの実験です。
みんな自分で工夫をしてやってみて、技術なり結果を公表していけばいいと思います。
今年の草取りは半分は田車を一回入れました。
一回では草はとりきれないみたいです。
来年は2回やります。
一回の田車除草でも結構草は取れてます。
草は基本手で取ります。
鎌での除草は時間がかかりすぎます。
ほとんどの草は切れるので鎌とそう変わりません。
一回の田車で終わりにするつもりでしたがさすがにそれは無理でした。
7月末に3分の1くらい除草をしました。
時間がなかったのでそのままにするつもりでしたが、やはり無理かなと思い残りの部分を除草してます。
2列に1列は昨年のソバのわらを入れました。
わらを入れると草は取らなくてすみます。
わらはもう少し早く入れたほうが草を抑えるのにはいいのではないかと思います。
わらが足りないので明日は田んぼの周りの草刈をしたくさを入れます。
株間は15センチ30センチと、30センチ30センチの2種類です。
確かに30センチ30センチのほうが分けつは多いのですが、15センチ30センチのほうが株数は多いです。
分けつの少ない寒冷地では15センチ30センチのほうが収量は上がると思います。
ただ苗の量は2倍入ります。
苗を2倍作るのは結構大変なので、30センチ30センチのほうがいいかもしれません。
結論は2-3年先になるでしょう。