昨日の本の続きです。
この本はあまりお薦めではありません。
読むのにすごく時間がかかってしまいました。
ほとんどの部分が悲惨な飢饉の話です。
その飢饉の間には平和で豊かな時期もあったと思いますが、本は異常気象の本ですから、最初から最後まで異常な気候の話なのです。
たしかに10世紀から20世紀に間は低温の期間が長くて、生活は大変だったみたいです。
ただし、その間にも人口は増えてますから、段々余剰の食料は増えて行ったのだと思われます。
食料の生産が増えて行くのと、生活が楽になるのは関係がないというより、生産が増えれば増える程人間は不幸になって行ってるみたいです。
まるで現在のものが豊かになればなるほど人々は不幸になるのと同じみたいです。
農業はその最初から意味を問い直さないと駄目なのかもしれません。
元は狩猟採集で生活してたわけです。
狩猟採集の生活は不安定なので種を蒔く農業が始まったのですが、収穫が安定すると人口は増えて行きます。
人口が増えると生活の範囲を増やして行かなければなりません。
他の場所には他の人達が生活してますから移動は即争いになります。
それと同時に収穫物を保存する事になるのですが、保存をするからそれを取りにくる人達が出てきます。
取られないために武装して守らなくてはなりません。
その内に武の専門家が出て来て、当然その人達が一番強いので他の人達を支配し始めます。
働かないで食べる人達が出てくるので、働く人は以前より大変になります。
その内にもっと強い人が出て、もっとたくさんの人達を支配するようになります。
するともっと沢山取られるようになり、生活はもっと大変になります。
したくもない戦争には駆り出されるし,城とか館を作るのとか、道路の建設にかり出されたりもします。
生活はもっと厳しくなります。
支配者の信条は、百姓は生かさず殺さずナノです。
現在もその延長線上にある訳です。
此処を何とか超えないと、私たちには平和で幸せな生活は出来ないのかもしれません。
もちろん現在でも平和で幸せな生活をする事は出来ます。
山奥で自給自足はそれに近い生活ではあります。
只これも政治とか経済から全く離れた生活ではありません。
支配者がいる以上は何時その生活が脅かされるかは分かりません。
すみません、気候の話がとんでもない方に逸れて行ってしまいました。
結局気候には異常が普通でとゆうか、結構変化が激しいもので、まだまだ私たちはそこから逃げる事は出来ません。
火山が一つ爆発すれば、3年ぐらいは世界中が不作になるのです。
明日になるかもしれないという話なのです。
