台風の後始末。

投稿日: 2009年10月9日カテゴリー: ブログ

今日は一日台風の後始末。
最初は飛んでしまったハウスの解体。
曲がったりしてる上に、豆類の上に落ちてるので、豆類の損傷を最低限にしながらの作業で時間がかかりました。
ビニールと直管は駄目になってましたが、再度のパイプは思ったより痛んでませんでした。
花豆のパイプの方が損傷は大きいみたいですが、花豆は動かす事が出来ないので、収穫までこのままにします。
前川金時は起こしました。
やはりパイプが破損したものがあります。
コキビは起こして、束にしてテープで結わえて立たしました。
アワは全部刈ってしまいました。
まだ青いのも有りましたがやむなしです。
無肥料畑は穀類が全部倒れました。
土を起こさない農法の欠陥が出ました。
品種改良をした穀類は風で倒れやすいので、土寄せは普通のやり方です。
土寄せをしてないので頭は軽い、つまり収量は少ないのに倒れてしまいます。
窒素分が少ないので丈は短くなってるのですが、軸の太さも細くなってるので、肥料を入れたものより余計倒れやすいみたいです。
農業はこう言う所が難しいのです。
台風なんて理論ではどうしようもないのです。
事前には回りにロープをはったり、土寄せしたりです。
倒れたものに対してはケースバイケースで対応します。
つまり、その作業に費やせる時間は限られてる訳です。
その中で最良の判断をしていかなければなりません。
全てケースバイケースです。
何回も台風にやられ、その後に色んな対策をとり、その結果どうだったかを元に判断していきます。
作物の起こし方も色々です。
茎の強いものはそのまま起こして根元を踏み固めます。
茎の細いものは何本かを会わせて束にしていきます、こうしてお互いに支え合って立ちます。
それでも立たない時は真ん中に棒を立てます。
穀類を倒れたままにしておくと、あらゆる動物が殺到して来て全部食べてしまいます。
雑穀類は一気に実らないので、それでなくても鳥とかネズミに食べられてしまいます。
明日も後始末です。
明後日は運動会なのですが、げたは家で寝ていたい心境ですが、若い二人のために行くしか無いでしょう。
若い二人は張り切ってます。
縄ないの練習はしてるし、ランニングまでしてるし。
ただ、今日はウッディーが途中から風邪で寝込んでしまったので、明後日までに回復するかどうかは分かりません。
今日の夜にサッちゃんが行くので、また4人体制になります。

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