芽出しのやりかた

投稿日: 2009年5月6日カテゴリー: ブログ

熊野のニラブです。こちらは雨で田植えの中休みです。機械植えができたものの、補植に追われてます。
モミの芽出しですが、低温育苗のやりかただと、浸種が10度以下の水に20日以上つけた後、催芽が25度ぐらいのお湯に3日間浸ける、というのが理想です。
僕は今年それに近いやり方でいきましたが、芽が出そろわなかったです。
水につけるのはモミのアブシジン酸という発芽抑制物質を溶かすためにやります。水は1日おきか二日おきに変えれば水中酸素が補給されます。かけ流しでやる人もいます。
そのあとにある程度の高温で芽を出させるのですが、温度は品種によって変わるようです。とりあえず、ふろの残り湯に入れておくのが手っ取り早いです。
問題は播種後の発芽管理です。寒いと芽が伸びないので、大鹿ならハウス内で、保温資材も使うといいかもしれません。

今年の苗は発芽率は悪かったですが、いい苗になりました。手植えなら最高だったのですが、6反近くなので機械で植えてます。当然欠株だらけです。やはり課題は育苗・機械・獣害対策です。

熊野の田んぼ、案内文作成中です。できたら送らせていただきます。
自宅敷地は1600坪程あるのですが、滞在スペースなど受け入れ態勢がまだ不十分なので、最初は見学がてらの短期援農になるかと思います。ふりだし経験者なら鍛えられていると思うので大歓迎です。

田んぼ開拓、こちらもやってます。ゲタさん、お体に気をつけて。

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