何とか半分張り終わりました。
昔の今よりも3反歩も広くて、管理機でやっていた時に比べると楽ではあるのですが、体の衰えがあるのでなんともいえません。
真ん中の畑の奥のどうしようもなかった場所が、15年目でようやくいい畑になっていました。
2年程前々作物の植え付けでさえも出来なかった所です。
毎年トラクターが動かなくなり、グニャグニャに畝が曲がってしまい、何を作っても出来なかった所ですが、毎年草を抜いてはその場所に山を作り、次の年にそれを拡げテを繰り返してました。
根本原因は水が湧いてるせいなのですが、毎年少しづつ傾斜を付けていこうと努力をしてたのですが、それさえ出来ない年もありました。
思えば最初は畑の半分はトラクターも入れず、麦やそばを蒔いても10センチ位にしか成らなかった事から考えれば、少しづつでも良くなって来てはいたのですが。
毎年3回は石を拾い、堆肥をこんなにたくさんという程入れ、15年やってようやくいい畑に成ってきました。
これで無肥料、不耕起の畑も見えてきました。
今年から始める無肥料、不耕起の畑は今のところ何にもやってません。
種を蒔くか、苗を植えるまでは何にもしなくていいのは。今のところ確かに楽です。
その後はどうなるか楽しみです。
今年は比較的肥料の要らない、アマランサス、エゴマ、タカキビ、コキビ、アワ、ヒエ、、などの雑穀を中心に作付けするつもりです。後大豆とか、そば。
他の物は試しなので何本かづつやってみます。
その内にマルチ張りなんて仕事をしなくても良くなるのでしょうか。
げたはプロの農家なのであくまでも収量を追求します。
2000年以上の日本の農業がひたすら目指して来た、一粒でも多く少しでも多くの収量をの路線からは外れません。
ただ、楽な農業は目指します。
これは相反する事ですが、収量が上がっても働く時間が増えるやり方はやらないということです。
いかに少しの時間の仕事で沢山の収量を上げるかが目標です。
今のところは堆肥を使うやり方と併用してやっていきます。