エンデの遺言NHK出版を読んでます。
副題は「根源からお金を問うこと」となっています。
今お金が暴走してます。あまりに余ったお金が石油、食料品、に襲いかかり値段が暴沸してます。
まさに資本主義の末期的症状だと言わざるを得ません。
エンデはこれを深く憂慮しながな亡くなりました。
現在起こっているほとんどの問題はお金から発してます。
それではお金のどこが問題なのでしょう。
まずお金とはどういう風に現れたのかを見ていきましょう。
昔はお金がなく自給自足でしたが、どうしても自分たちの必要な物は物々交換をしてました。
その内に分業が発達してくると物々交換ではうまくいかなくなりました。
そこで貝とかきれいな石とかを間に入れるようになりました。
これがお金の始まりです。
その内に貨幣が登場します。金属の貨幣からスタートしました。
これは金属自体が価値を持っているので問題はありません。
問題は紙幣が登場してからです。
最初は菌と交換できる金本位制でしたのでそれほど問題はありませんでした。
いつでも金と交換できなければならないのでやたら紙幣をする訳にはいきません。
その内金本位制を維持できなくなりました。
紙幣を刷りすぎたためです。
何しろ刷れば刷るほどお金が出来る打ち出の小槌を持ってる訳ですから、ついつい刷りすぎる訳です。
中央銀行が紙幣の量を調節してるのですが,どうしても政治が絡んできます。
最後は暴走状態になってしまいました。
エンデの注目したのは
1ハンス,クリスト、ビンズバンガー。
2マリグリット、ケネディー。
3ルドルフ、シュタイナー。
4シルビオ、ゲゼル。
です。
ゲゼルは老化するお金を提唱しました。
老化するお金とは持っていると減っていくお金です。
実際に第一次世界大戦後のオーストリアの小さな町でおこなわれました。
お金が月に1パーセントづつ減っていくのです。
こんなお金誰も使わないのではと思うでしょうが、なんとほとんど問題なく使われたそうです。
そしてたくさんいた失業者も減ったそうです。
ただ、オーストリア政府が介入して止めさせられたそうです。
町長は反逆罪で逮捕されたそうです。
せっかく巧くいっていたのに何でしょう、そこにお金の秘密が有ります。
お金の発行権イコール権力なのです。
打ち出の小槌争奪戦なのです。
今日はここまで。
