太陽電池の断線

投稿日: 2007年2月26日カテゴリー: ブログ

今日の仕事は朝まず居候達に床の最終仕上げであるコンパネの打ち方を教え、その後果物の木に肥料をやっていく。
果物には肥料は欠かせません、もし入れないとほとんど野性のものと変わらない大きさにしかなりません、例えば梨は卓球のボールぐらいです、
野菜もそうですが、私たちが普通食べているものは肥満体のものです。肥料を入れない野菜や果物はやはり少し物足りません。
これは好みの問題ですから好きで良いのではないかと思います。
ブルーベリーなんかは肥料を入れないと量は取れない個体は小さいと、ジャムも作れません。
自然がいいという方も多いのですが、そもそも栽培という行為自体自然ではありません。
自然農法なんてこんな矛盾の言葉を並べて良いのかなあと思います。
人類はひたすら増産そして味をよくするために努力してきました。その延長線上の堆肥を入れる農法は良いものだと思います。
自然がいい人は弥生時代の生活をしてみればいいのです。
わたしはご免こうむります、子供時代の昭和20-30年でも考えます。
私たちは前に進むしかないのです。
ただ循環システムからはずれる生き方はやはり問題があると思います。

その後麦踏み。麦は冬から春にかけ2-3回の麦踏をします。これはかなりの増産になります。
一般的には踏んでやると丈夫で強い麦になるといわれてますが、ここ大鹿村では冬の間に麦の根が浮いてしまいます、その浮いた根を踏んでやるとまたしっかり
根づきます。そのまま麦踏をしないと枯れてしまう株が大分でます。この根が浮くのを防止するために少し深い溝の底に麦の種を播きます溝の底の麦はあまり根
が浮きません。山形の畝に播いた麦は枯れる株が多くなります。
このように土地により農業のやり方は変わってきます。正確には畑の場所が違えば違うやり方になります。
農業で大事なことはよく観察することです。観察無しににりっぱな野菜はとれません。
もちろん放任栽培でもそれなりに取れますが。しっかり観察してないとちょっとした変化に対応できません、プロの農業はシビヤデス。すいませんできませんでしたではすみません、最大限の努力の後、あとはすみませんです
ところで麦踏みは麦に対して人間は横になって踏んでいきます。それもゆっくりです。時々縦に歩く要領でやっている人がいますが間違いです。横に踏むことにより根の先までしっかり踏むことが出来るのです。

最後に最近太陽電池の調子が悪く晴れた日でも十分な充電が出来ない日が1ヶ月も続いてました。もっと早く直したかったのですが毎日の仕事に追われついつい先送りにしてました。
よくよく調べてみると3本の線の内2本が切れてました、ケーブルの支持があまくなって少し垂れてたのでしょう、そこに雪の塊が落ちてきて断線したものと思われます。明日からは元のように充電してくれるように願ってます。
このように自給自足は暇がありません。少し気を抜いて手を抜いていると瞬く間に仕事が溜まってしまいます。

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