昨日から木の皮むきをしてます。
皮むきは専用の物があります。
ひとつはカンナのように斜めに刃が入ったやつ、もうひとつは鎌の少し大きくしたようなもので刃が両面ついてます。
ふりだしにはもうひとつ手作りの大型の皮むきがありますが、今は細い木の皮を向いてるので大きいのはあまり使ってません。
たぶん皮むきは地方とか人によって色んなものがあるのではと思います。
最初の二種類の皮むきは村の森林組合で売っているものです。
また手作りしたい人には、古い自動車のタイヤの横に板バネが入ってます。
この板バネはかなり良いものです。なにしろ自動車全体の重りをささえてますから。
村の猟師の人たちも板バネで鉈を作ったりしてます。
解体屋さんで簡単に手に入ります。
皮むきは木にもよりますし、また夏に切ったものと冬に切ったもの、切ってからすぐのもの、日がたってるもの等、それぞれ違いますから。
一番難しいのは冬に切った、切り立ての木です。
意外と最初にむかせると、甘皮を残してしまいます。甘皮は皮の一番下の部分でなめると甘いです.余談ですが飢饉の時にはこの甘皮が重要なきゅうこう食になります。覚えておいてください。
この甘皮と木の間にうまく刃を持っていかなければなりません。
木を傷つけずに、いかにしてうまく甘皮までむいていくかがポイントです。
角度が微妙なのでなれないとナカナカです。
ともかく木の皮むきがうまく出来ないと建築まで進めません。
多分1週間ぐらいはやらないとうまくできないと思います。
こういうことは文章にするのは難しいね。
